K&K Blog

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3児の母かなこです♩2015.11長男👦2017.12長女👧2020.04次女👶長女はダウン症。合併症有り。これからも一定数で生まれてくるであろう疾患をもった子や、その家族の方に「大丈夫だよ!こんなに元気に幸せいっぱいに過ごしてるよ!」との姿を見せれる家族になっていきたいです。

みんなで協力して病原体から感染を阻止するボードゲーム パンデミック

こんにちは、ケンジです。

今までカタンドミニオンカルカソンヌと対戦型ゲームはプレイしたことがあったのですが、今回初めて協力型ゲームのパンデミックをプレイしたので紹介します!

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使用するもの 

使用するものは以下です。基本キットを購入するとすべて付いてきます。

  • 役割カード7枚
  • プレイヤーのコマ7個
  • プレイヤーカード59枚(都市カード48枚、エピデミックカード6枚、イベントカード5枚)
  • 参照カード4枚
  • 感染カード48枚
  • 病原体コマ96個(4色各24個)
  • 治療マーカー4個
  • 感染率マーカー1枚
  • アウトブレイクマーカー1枚
  • 調査基地のコマ6個
  • ゲームボード(ワールドマップ)1枚

 

人類が滅亡する前に治療薬を作れ!

パンデミックの勝利は人類が滅亡する前に、4種類の病原体の治療薬をすべて作ることです。

【勝利】

  • 赤、青、黄、黒の治療薬をすべて作る

【敗北】

  • プレイヤーが山札からカードを引けなくなる
  • 病原体コマが置けなくなる
  • 8回目のアウトブレイクが発生する

 

『人類滅亡まで』と聞くと大抵は時間(ターン)が設定されていますが、パンデミックではこの3つの敗北条件が時間の代わりになり、ユーザーを追い詰めていきます。

特徴的なキャラ

基本キットにはキャラが7人います。1キャラ:1プレイヤーとなります。キャラの特徴が本当によく出来ているため、自然と役割が別れていきます。キャラの特徴はこんな感じです。

  1. 治療薬が作りやすくなる
  2. 自分以外のコマを移動できる
  3. 基地局を容易に建設できる
  4. 感染を阻止できる
  5. 感染を一気に除去できる
  6. イベントカードを再度使える
  7. 容易にカードの受け渡しができる

プレイの流れ

 各プレイヤーは以下の3ステップを番号順に行います。

  1. 最大4アクションを実行する
  2. プレイヤーカードを2枚引く
  3. 感染カードを引く

それぞれもう少し詳しく説明します。

  1. 移動、感染源の治療、調査基地の設置、都市カード交換、治療薬の作成のうち4回アクションを実行できます。
  2. プレイヤーカードから2枚引きます。手札が8枚以上になったら、7枚になるように手札を調整します。またプレイヤーカードからエピデミックカードを引いたら処理します。
  3. 感染カードから感染率に表示されている分だけカードを引いて病原体コマを都市に置きます。同じ色が3個あるところに病原体コマが追加になる時、アウトブレイクが発生します。 

エピデミックとアウトブレイクでずっと緊張感があるプレイ

感染を一気に拡大させるのがこのエピデミックとアウトブレイクの2つです。これらが最初から最後まで緊張感のあるプレイを演出してくれます。

エピデミック:プレイヤーカードと一緒にシャッフルして出てきたら感染率(感染カードを引く枚数増加)を上げる。感染カードの山札の一番下からカードを取りだして、その都市に病原体を3個置く。捨て札にある感染カードをシャッフルして山札の一番上へ戻す。ゲーム準備時に、プレイヤーカードに入れるエピデミックの枚数を決める。この枚数で難易度が変わる。4枚が入門レベル、5枚が標準レベル、6枚が英雄レベル。

アウトブレイク:ある都市に同色の病原体が3個ある状態でさらに同じ病原体が置かれる場合、アウトブレイクとなり隣接する都市に病原体が1個置かれる。アウトブレイクは連鎖する。

エピデミックは新たな都市に病原体を繁殖させるだけではなく、感染をリセットするのでまた同じ都市に病原体が繁殖していきます。だいたいエピデミックがきっかけでアウトブレイクが発生します。

序盤でエピデミックが早々に出ると、病原体が3個置かれてる都市がまだあるので、アウトブレイクが発生しやすいです。終盤は感染率が上がっているので盤面にほとんど病原体がなくてもあっという間に増えてアウトブレイクになったりします。

プレイした感想

プレイしてみると分かりますが、3つの敗北条件が上手くバランスされて、よくできてるなーと感じました。山札がいつのまにか無くなっていたり、まだあの色は対処しなくて大丈夫と思っていたら、後半あっという間に増殖して病原体コマが無くなったり、勝利寸前のところで8回目のアウトブレイクが発生したり、、、特に最高難易度はすべてに気を使う必要がありずっと緊張感があり、勝利した際は自然とハイタッチしてました!(笑)

それくらいみんなであーでもない、こーでもないと議論しなが進めていくので、自分の意見をほとんど言わない人や、逆に自分の意見に強制的に従わせようとする人がいると、面白くなくなります。そういう意味では人を選ぶゲームです。

対象年齢は高校生くらいからかなという印象なので、小中学生と一緒にやるのはハードルが高めです。大学生が休日集まってみんなでワイガヤやるのが一番オススメですね。

基本パックはこちら。『新たなる試練』とサブタイトルがあるので拡張キットのように見えますが、これが基本キットです。デザインが古い旧バージョンを間違えて購入しないように!

 

パンデミック:新たなる試練 日本語版

パンデミック:新たなる試練 日本語版

 

 拡張キットは現時点(2017年2月)で3つあるようです。イベントカードが増えたり、新たなプレイルールが増えたり、プレイヤーの一人が敵になったりと、かなり楽しそうな内容になってます。(筆者は未プレイ)

プレイしたらまたレビューします!